パート薬剤師の保険加入について


パートで仕事をする人たちにとって国民健康保険なのか社会保険なのかは
悩みどころのようです。ここではそんなパート薬剤師からの質問と、
それに対するアドバイザーの回答をご紹介します。


相談者:「私は現在、週のうち4日勤務していてます。
1日の労働時間は6時間の契約をしている調剤薬局のパート薬剤師です。
悩みがあるのは健康保険についてなのです。
この勤務パターンでは主人の扶養からは外れてしまいます。

社会保険に加入することをお願いしましたが、週24時間しかなく月16~17日
程度では会社の社会保険に加入できません。
だから、やむなく国民健康保険に加入し国民年金も払っています。

子どもは二人とも幼稚園で社会保険に加入していないから逆に休みたいときに
休めるのは大きなメリットだと考えています。


長期的に見ると何となく損をしているような気がします。
厚生年金に加入出来ないのは痛い感じがする一方でこれ以上勤務時間を
増やすのも自身がありません。

子どもがまだ小さいから、仕方がないのかなぁと思いますが、
皆さまは保険をどうされているのでしょう」


アドバイザー:「私もパート薬剤師で、子どもは小学校5年と3年です。
子どもを出産した後はずっと週30時間の仕事をこなして社会保険に入っています。
知り合いの薬剤師は、子どもは私と同じ学年で週26時間で国民健康保険に
なっています。

彼女は『たかが4時間なのですが、されど4時間なんですね。
これ以上仕事の時間はふやせない!』といってました。
私も来年、下の子どもの学童保育が終わりになりますから週4日間で
1日6時間勤務にしようと考えています。

自動的に国民健康保険になりますが子どもたちが独り立ちしてくれたら、
また週30時間に戻そうと思っています。
理想的には保険・年金を支払わなくても良い扶養に入るのが得な感じがします」


以上のようなアドバイスでした。
話題になっている「社会保障と税の一体改革」についても説明しておきましょう。
これは健康保険と厚生年金の適用される部分をパートタイム労働者にも
拡大するというものです。

導入された場合これまで週30時間以上のパートに対し適用されていた厚生年金や
社会保険の加入要件が週20~30時間のパートに対しても適用されることになります。


薬剤師にとってはお得な改定になりますが、薬局にとっては損な改定と言えます。
この相談者のように保険の半額負担扶養範囲を超えながら社会保険に適用されず
個人で加入していた方、20時間以上勤務している方の場合は社会保険に関しては
会社で強制加入となり会社が半額を負担しなければなりません。

当面は従業員300人超規模の企業限定の導入になる見込みですので
動向を見守りましょう。




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